こんにちは。
アライアンス事業部の田中です。
元来休日は自宅で過ごすことが多く、
以前とそう大きく変わらないステイホーム期間を過ごしています。
趣味で買い集めているCDやレコードを聴き直す時間をとったり、本を読んだり映画を観たりしています。
今回はふと部屋の棚にあったDVDを見直し、改めて感銘を受けた映画について書かせていただこうと思います。
『ホドロフスキーのDUNE』というドキュメンタリー映画です。
1970年代、映画監督のアレハンドロ・ホドロフスキーがSF小説の『Dune』を原作に、
世界中の人々の意識を根本から変える映画を撮ることを目指し、
脚本を書き、スタッフを集め、出演者に交渉を行い口説き落とす。
しかし、実際に映画は撮影されることなく制作中止となってしまう。
その顛末を当時の関係者やホドロフスキー自身が語り、
資料からその映画がどのようなものだったのかを読み解く、という内容です。
制作中止となった計画を追うという内容ですが、
悲壮感は無く、新しい物を作る・新しいことを始めるエネルギーに満ち、
インタビューに答える当時の関係者は目を輝かせながら当時を振り返り、活き活きと語るのです。
チームを率いるホドロフスキーのインタビューからはその情熱とチャーミングな人柄が溢れ出てきます。
新しく物事に挑戦する勇気・行動する力を貰えます。
おすすめです。
ホドロフスキーが完成させることは叶わなかった『Dune』ですが、その後何度か映像化はされており、
今年、『メッセージ』や『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督する映画が公開予定です。
こちらも非常に楽しみです。
昨年は公開延期になった映画も多かったので、今年良い映画を沢山観れると良いなと思っています。
それではまた。