今週のブログを担当いたします、
人事のO村でございます。
今年、漫画の世界の主人公のような眩い活躍をし、
世界中に勇気と元気を与えた、大谷翔平選手。
そんな大谷翔平選手が、MLBのオールスターゲームでゴミを拾う姿が話題になりました。
あのような場で、なぜ大谷選手はゴミを拾う事が出来たのか・・・
その事がとても気になり、色々と調べてみました。
「ゴミを拾って運を拾う」
高校時代の恩師の教えを、今も継続している事が書かれていました。
また、この教えは東北の高校を中心に、広まっており、
2019年夏の甲子園、グラウンドに飛んできたビニール袋をセンターの選手が、
サッと拾ってズボンのポケットにしまった事も、ニュースになっていました。
こちらの高校では、監督からの「ゴミを拾うことは運を拾うことだ」との教えが根付き、
普段から学校周辺のゴミ拾いを、野球部全員で行っていたそうです。
その普段の行動が、甲子園という晴れの舞台でも、
自然に身体が動けた要因だったのかと思います。
この「ゴミ拾い」をする行為は、神様が見ていて「運を味方」にできる!という事ではく、
2つのポイントがあるそうです。
まずは、「気づき」です。
ゴミ拾いをすると、そこにゴミが落ちていることに気づけるようになります。
何も考えずただ歩いていたら、ゴミは目に入りませんし、
たとえゴミが目に留まっても、
「ゴミを拾おう」と思っていなければ、身体が動きません。
「ゴミ拾い」は、集中して「気づく」ことの訓練になるそうです。
次に、「ゴミ拾い」をしていると、
「こんなことしても無駄じゃないか」「拾っても、拾っても捨てる人がいる」
との思いが芽生えてしまうそうですが、継続し続ける事や、
1人では出来なくても、仲間と協力して行う事により、最後には達成感を得る事ができます。
そして、「無駄」を「無駄」と思わなくなる感覚が身に着くそうです。
「気づく力」・「無駄を無駄と思わず努力できる感覚」
この2つを身に付けることは、人として素晴らしいのはもちろんですが、
仕事への向き合い方においても、凄く大切な事だなと思いました。
世界の大谷選手から、とても素敵な事を学ばせていただきました。