
こんにちは。
第二営業部の田中です。
9月20日より国勢調査が始まりました。
国勢調査やその他の調査・リサーチと聞くと、少し堅苦しいイメージがあるかもしれません。
しかし、コールセンターやBPO事業の運用においては、
統計やデータとどう向き合うかが非常に重要だと考えています。
国勢調査とは別の調査ですが、
総務省統計局が公開している統計を見てみると、
【令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果】の結果の要約内の
2016年と2021年の比較で
家事関連時間の部分では
6歳未満の子供を持つ世帯の夫は、5年前に比べ家事時間が13 分増加、育児時間は16 分増
加。男女差は縮小しているが依然として一定時間存在。
とあります。
別途、スポーツに関しての部分では
「ウォーキング・軽い体操」及び「サイクリング」を行った人の割合が増えた一方でその他の殆どのスポーツで低下している。
とあります。
2021年は新型コロナウイルスが猛威を振るっていた時期なので、
家事関連時間とスポーツ共にコロナウイルスの影響を大きく受けたのだろうと仮説を立てることが出来ると思います。
しかし、家事関連時間の情報だけを見た場合、
時代が変化し夫婦の役割が変わってきたと、とらえる人も多いと思います。
実際のところは複数の要因が絡み合って結果が出ている為、
原因を一つに特定することはこの情報だけでは難しいです。
この5年間で、他のスポーツから「ウォーキング・軽い体操」に鞍替えする人が大量発生するような
ブームをドラマやアニメが起こしたということは無さそうではありますが…。
コールセンターやBPO事業体の運用においても日々データの集計や分析・仮説建てからの対策・改善行動を取っています。
上手く使うことで、良い成果創出が叶えられますが、、
この統計・データの扱いを誤ると逆の結果となってしまいかねません。
①どのような統計データが存在するか(または取得できるか)知る
②実務とデータを結びつける
③データを正確に捉え、活用する
私たちはこのプロセスを大切にクライアント様への価値提供・組織運用を行ってまいります。
ちなみに、民間の調査でも面白いものが沢山ありますが、
今回データを参照した総務省統計局のページでは様々な統計とその要約の情報が閲覧できるので、
オススメです。
興味のある方は是非ご覧になってください!